Q:化粧品が合わず赤くかぶれてしまった。どうすれば治りますか?

A:かぶれの種類によってステロイド軟膏か皮膚科診療をおすすめ

化粧品かぶれ

新しく買った化粧品。ウキウキしながら使ってみたらなんとかぶれてしまったのですね。私も同じような経験があります。

こうした化粧品かぶれは、皮膚がかさかさむける肌荒れ程度のものから、赤くなったり、かゆくなったり丸いポツポツができたりするものなど、その程度はいろいろです。ひどいときには、水疱ができたり、むくんではれあがることもあるようです。

化粧品かぶれには大きく次の2つのタイプがあります。

つけてすぐかぶれるのは「接触性皮膚炎」

この場合は、かぶれが急に起こります。あなたのように新しい化粧品を使ってかぶれたときは、その中に肌にあわない成分(香料油脂、界面活性剤など)が含まれてたのが理由です

また、古くなった化粧品を使ったときは、その化粧品が化学変化を起こし、肌に合わない物質ができあがっていたためにかぶれます。ですので、メルカリやアマゾンなどで購入した古い化粧品は使用しないようにしてください

エトヴォス商品をアマゾンやメルカリなどで買う方がいるようですが、絶対に止めたほうがいいです。というのもエトヴォスはアマゾンやメルカリ、ヤフオクには商品を卸しておらず、入手経路が不明だからです。入手経路がわからないだけでなく、生産日時の管理もされていないため、本来なら破棄すべき商品が届くこともあるようです。

接触性皮膚炎のケア方法

かぶれが起こったら、石けんをはじめすべての化粧品の使用を中止することです。赤みがあり、ほてっているときは冷たい水でしぼったタオルで冷やしましょう。はれや水疱があるときは素人療法をせずに専門医の治療を受けなければなりません。

ごく弱いステロイドホルモン入りクリームを塗って3、4日様子をみることになります。原因と思われる化粧品は、かぶれが治ったあとも使用しないようにします。

購入前にパッチテストをおすすめ

新しい化粧品を使うときは、かぶれを予防するためにパッチテストをしてみるとよいでしょう。夜寝る前に、その化粧品を肌の一部に少し塗っておき、翌朝その部分が赤くなったり、かゆくなければ使っても大丈夫です。

使い続けているうちにかぶれてくる「アレルギー性化粧皮膚炎」

背中を掻く女性

アレルギー体質の人に起き長引きやすい

  
化粧品による弱い刺激が長期間繰り返し皮膚に加わるためアレルギー反応が起こるもので、アレルギー体質の人に起こります

症状はかゆみのある軽い紅斑や発疹で、しだいに慢性化してきます。長引くことが多く、原因となっている化粧品の成分を突きとめるのも時間がかかります。

例えば鉱物油植物油香料色素をはじめ、化粧品に含まれる原料ほとんどが原因となりえます。いわゆる自然化粧品も決して例外ではありませんから注意してください。

アレルギー性化粧皮膚炎のケア方法

かぶれが起きたら、それまで使っていた化粧品の使用をやめるとともに症状をこじらせないためにすぐに専門医の治療を受けますこじらせると、一生化粧品が使えなくなることもあります

治療は長期間かかることを覚悟しておいてください。すぐに治療を受けられないときは、弱いステロイド剤入りクリームを塗ります。洗顔料は無刺激のものを使い、直射日光に当たらなといようにします。食事も刺激の多いものや脂肪の多いものは避けましょう。

化粧品かぶれを起こした時は「接触性皮膚炎」か「アレルギー性化粧皮膚炎」なのかを判断し、適切なケアを行なってくださいね。